大阪桐蔭が智弁和歌山に敗戦 史上初の3連覇と3季連続優勝がかかる来春センバツ出場に黄信号

スポーツ報知
準々決勝で智弁和歌山に敗れベンチに戻る大阪桐蔭ナイン

◆秋季近畿大会 ▽準々決勝 智弁和歌山5―2大阪桐蔭(28日・ほっともっとフィールド神戸)

 第91回センバツ高校野球大会(来年3月23日から12日間・甲子園)の出場校を決める重要な参考資料となる秋季近畿大会で、大阪桐蔭(大阪2位)が智弁和歌山(和歌山2位)に公式戦初黒星を喫し、史上初のセンバツ3連覇と3季連続の甲子園優勝が懸かる来春センバツ出場に黄信号がともった。

 大阪桐蔭は初回に西野力矢一塁手(1年)の二ゴロの間に先取点を奪ったものの、2回に先発の新井雅之(2年)が、4安打と2連続押し出し四球を含む3四球で4点を失った。3回も池田に適時二塁打を浴びた。8回に西野の左前タイムリーで1点を返したが、及ばなかった。

 西谷浩一監督(49)は「何とか勝ちたかったのが本音。戦いぶりから力不足を感じた。(センバツ出場は)どうこう言える状況じゃないので、来年に向けてやっていくしかない」と、無念さをにじませた。

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