桐蔭学園が由伸先輩超えの関東V…森が2発5打点

スポーツ報知
3安打5打点の活躍を見せた桐蔭学園・森

◆高校野球秋季関東大会 決勝戦▽桐蔭学園9―6春日部共栄(28日・山日YBS球場)

 桐蔭学園(神奈川2位)が、春日部共栄(埼玉1位)を下し、24年ぶり3度目の優勝を果たした。初回先頭から森敬斗遊撃手(2年)の2ランを含む6者連続安打で5得点と、春日部共栄のエース・村田賢一(2年)を打ち崩した。森は同点で迎えた6回、この日2発目となる決勝3ランを放ち、チームは12安打9得点の猛攻で打撃戦を制した。桐蔭学園は11月9日開幕の明治神宮大会に出場する。

 森が6回、右翼へ決勝3ランをたたき込んだ。初回にも2ランを放ち、5打数3安打5打点。「ホームランは意識せずに、いつも通り打てました」。1回戦・常総学院戦でも逆転サヨナラ満塁弾を放った森は「ここぞの場面での勝負強さは、すごい」と高橋前巨人監督の高校時代の映像を見て感銘を受けた。その高校の大先輩でもなし得なかった関東24年ぶりVに貢献。現役時代、チームメートだった片桐監督も強豪復活に「周りがそう言ってくれるのはうれしい」と喜んだ。

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