静岡県高野連、清水桜が丘を21世紀枠県推薦校に決定

スポーツ報知

 静岡県高野連は2日、来春のセンバツ高校野球(甲子園)の21世紀枠県推薦校として、清水桜が丘を選出したと発表した。

 清水桜が丘は、13年に庵原と清水市商が統合され創立。清水市商時代にセンバツ2度(63、68年)、夏1度(86年)の甲子園出場経験がある。

 推薦理由として、全国大会常連のサッカー部とグラウンドを共用するなど施設が十分でない中、秋季県大会で準優勝し、東海大会に初出場。1回戦で岐阜第一に4―5と惜敗したが、延長11回まで粘り強く戦ったこと、昨年4月に自転車で転倒しケガした女性をマネジャー3人が救助したり、前主将が今夏、西日本豪雨災害のボランティア活動に参加するなど地域貢献活動も評価された。

 来春のセンバツは3月23日開幕。21世紀枠は12月14日に東海地区候補校が発表され、来年1月25日の選考委員会で、全国9地区候補校から3校、一般選考28校、明治神宮枠1校とともに計32校が選出される。

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