日本高野連、奈良情報商と沖縄工の部員を善行表彰

　日本高野連は７日、奈良情報商と沖縄工の部員を善行表彰すると発表した。両校には表彰状と記念品が贈られる。

　奈良情報商は、２月１１日の午後３時頃、当時２年生の部員２人が練習が終わり、帰宅しようと近鉄・桜井駅のホームの待合室にいたところ、反対側のホームから線路に転落した男性を目撃した。２人は反対側のホームに駆けつけ、男性を線路からホームに引き上げて救助した。

　沖縄工は、１０月２１日午前１１時４５分頃、同校に隣接している民家の２階から火事が発生し、グラウンドで練習中だった２年生部員が煙のにおいに気付いた。部員たちは練習を中断し、主将を中心に２年生部員３７人が住民の移動を指示する班、消防車を誘導する班、消火活動をする班に分かれて延焼を防いだ。