創志学園・西純矢3つの初夢「155キロ」「甲子園&代表」「プロ入りで親孝行」
スポーツ報知

阪神などが今秋のドラフト1位候補として調査している創志学園(岡山)の西純矢投手(2年)が4日、岡山市内で始動し、3つの初夢「155キロ到達」「甲子園出場&U18日本代表」「プロ入りして親孝行」を掲げた。
最速150キロ右腕は、昨夏の甲子園で創成館(長崎)を4安打16奪三振で完封し、注目を集めた。17年に父・雅和さんが45歳で他界。実家のある広島に帰省した先月29日に墓参りし、「(プロ入りして)お母さん(美江さん)を楽にしてあげたい」と約束した。
この日はロッテの黒木スカウトが視察。「練習開始の日なので、気持ちが少しでも伝われば」と誠意の「西詣で」一番乗りを受ける中、西はブルペンで31球を投げた。昨年は大阪桐蔭の始動日に中日のスカウトが訪れ、ドラフトで同校の根尾昂内野手を引き当てただけに、縁結び?のきっかけになるかもしれない。(伊井 亮一)