前高校日本代表監督、小枝守氏死去、17年に清宮擁してU―18W杯3位

スポーツ報知
前高校日本代表監督の小枝守氏

 前高校日本代表監督で拓大紅陵(千葉)を92年夏の甲子園準優勝に導いた小枝守氏が21日午前9時7分、肝細胞がんのため、都内の病院で亡くなったことが分かった。67歳だった。

 小枝氏は日大三(西東京)、拓大紅陵の監督として、両校合わせて春夏通算10度の甲子園出場。92年夏に拓大紅陵を甲子園準Vに導き、14年夏限りで勇退した。16年に高校日本代表監督に就任し、U―18アジア選手権(台湾)では、作新学院・今井(現西武)、履正社・寺島(現ヤクルト)、横浜・藤平(現楽天)、花咲徳栄・高橋昂(現広島)、広島新庄・堀(現日本ハム)ら強力投手陣を束ねて優勝。17年U―18W杯(カナダ)では、主将の早実・清宮(現日本ハム)、履正社・安田(現ロッテ)ら強打者をそろえ、3位に入った。現在は日本高野連の技術振興委員会副委員長を務めていた。

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