【センバツ】大阪桐蔭がセンバツ落選 史上初センバツ3連覇と3季連続甲子園優勝が消える

スポーツ報知
今田悟校長(手前)からセンバツ代表落選を知らされる大阪桐蔭の選手たち

 第91回センバツ高校野球大会(3月23日から12日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が25日、大阪市内で開催され、史上初のセンバツ3連覇と3季連続の甲子園優勝が懸かっていた大阪桐蔭は落選した。

 まさかの“逆サプライズ”に西谷浩一監督(49)は「全員で優勝旗を返しにいきたいということを目標にしていたけど、秋に勝ち切れなかったので、仕方がないと思っている。夏1本に絞ってやる覚悟は決まりました」と前を向いた。

 偉業に挑戦する権利を得られず「先輩たちが残してくれた偉業に自分たちが重ねたい思いはあったが、監督、チームを含めて力不足。それを正面から受け止めて夏にぶつけたい。大きな優勝旗を持っていますので、甲子園に必ず全員で持ち帰って、それを全員で持ち帰るぐらいの気持ちで覚悟を決めてやりたい」と、新元号初の甲子園で2連覇を狙うことを誓った。

 史上初2度目の春夏連覇を達成した前チームから残ったのは、主将の中野波来外野手と宮本涼太内野手(ともに2年)の2人だけ。昨秋の大阪府大会決勝で履正社に負け、前チームから続いていた公式戦の連勝が36でストップした。近畿大会準々決勝でも智弁和歌山に敗れた。優勝旗を1人で返すことになった中野は「ここ一番で勝てなかった。すべてに置いて力不足」と、肩を落とした。

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