【センバツ】龍谷大平安・奥村真大、親子3人アーチ狙う

スポーツ報知
センバツ出場を決め原田英彦監督(中央)を胴上げする龍谷大平安ナイン

 第91回センバツ高校野球大会(3月23から12日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が25日、大阪市内で開催され、龍谷大平安(京都)が3年ぶり41度目の出場を決めた。

 昨夏の甲子園に出場し、新チームでは中軸を任される奥村真大(1年)は「打っても守っても(いい)という選手になりたい。甲子園でプレーできたことは自分の中では大きな財産になっている。春は暴れたいです」とキッパリ。

 祖父・展三さんは甲賀(現・水口)の監督として1968年センバツに出場。甲西の監督を務める父・伸一さんは86年夏の甲子園で本塁打。兄・展征(現ヤクルト)は13年夏に日大山形で甲子園に出場し、同じく本塁打を放っている。3世代にわたる甲子園一家だ。兄とは頻繁に連絡を取り合うほど仲良しで、「ホームランはまだ打ててないけど、甲子園の出場回数はこれで抜きましたから」と胸を張った。

 真大は不整脈のため、1月9日に心臓付近のカテーテル手術を受け、14日に退院。「それまでは(練習で)苦しくなることもあったけど、今は全然大丈夫です」。現在は通常通りに練習に参加するなど、体調面の不安も解消された。昨秋の近畿大会準決勝の履正社(大阪)戦で公式戦初アーチ。中軸として立つ春の聖地で親子3人本塁打となるか。

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