星稜をスポーツ各紙が「A」評価…指揮官は「素直にうれしいが、複雑な気持ち」

スポーツ報知
センバツ出場決定から一夜明けて再始動した山瀬(右)ら星稜ナイン(カメラ・勝田 成紀)

 第91回センバツ高校野球(3月23日から12日間・甲子園)への2年連続13度目の出場が25日に決まった星稜(石川)が26日、初の全国制覇へ向けて練習をスタートさせた。

 センバツ出場が正式に決まって一夜明け、星稜ナインは午前8時半から改めて始動した。主将の山瀬慎之助捕手(2年)は「今年は発表までそんなにドキドキしていたわけではないが、いざ選ばれたら『また甲子園でできるんだ』とモチベーションになった」と話した。

 練習前には、各スポーツ紙で「A」評価となっていることを知った。「プレッシャーでもあるが、周囲の評価より力はない。打撃力が足りないのも分かっている。あと2か月、しっかり力をつけてセンバツに行きたい」と気を引き締めた。

 林監督は、各紙のA評価に「素直にうれしいが、複雑な気持ち。手応えは当然あるが、期待に応えられるチームにしていきたい」とコメント。昨年は選手が分担で出場校を分析したが、「今年はやる予定はない。周りより、自分たちの足もとをしっかり見ていきたい」と強調した。

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