前高校日本代表監督・小枝守氏の告別式に約300人参列…拓大紅陵「勝利のテーマ」とともに出棺

スポーツ報知
故・小枝氏の告別式で棺を持って見送った日大三・小倉監督(右)

 前高校日本代表監督で、日大三(西東京)、拓大紅陵(千葉)を春夏計10度の甲子園に導き、21日に肝細胞がんのため亡くなった小枝守氏(享年67)の告別式が28日、東京・品川区の桐ケ谷斎場で営まれた。

 拓大紅陵OBのソフトバンク・飯田哲也3軍外野守備走塁コーチ、日大三・小倉全由監督ら球界関係者を含む約300人が参列。棺には、日大三、拓大紅陵、侍ジャパンU―18のユニホームに、ノックバット、ボール、娘、孫からの手紙が納められた。戒名は「守徳院法導日和信士」。名前の「守」に、規則、法に沿って導く姿と、ノックバットに記していた「和」が添えられた。

 指揮官が好んだ拓大紅陵の「勝利のテーマ」が流れる中、出棺。17年U―18W杯代表の楽天・西巻賢二は「笑顔が一番、印象的。常に『あきらめるな。どんなフライ、凡打でも全力でやり抜け』と言われた。今年はいろんな思いを背負って、代表だった1人1人が、監督にいい姿を見せられたら」と神妙に語った。

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