千葉経大付の新監督に元西武・森博幸氏 同校で臨時コーチ経験

スポーツ報知
元西武・森博幸氏

 巨人・丸の母校で04年夏、08年春に甲子園4強に進出した千葉経大付の新監督に、元西武打撃コーチの森博幸氏(55)が4月1日付で就任することが29日、分かった。春夏通算5度の甲子園に導いた松本吉啓監督(60)が昨年12月に退任。後任として白羽の矢が立った。

 森氏は小倉工、新日鉄君津から85年の西武ドラフト4位で86年オフ入団。左の代打に、一塁と外野の準主力として91年には4番も務め、規定打席未満ながら打率3割3厘をマーク。通算374試合、打率2割7分5厘、15本塁打、80打点と黄金期に主軸の脇を固めた。

 97年に現役引退後、スポーツのデータ分析を行う会社に勤務し、四国IL香川、西武で10年まで打撃コーチなど歴任。14年に研修で学生野球資格を回復し、同年秋から17年夏まで千葉経大付の臨時打撃コーチを務めた。西武で培った打撃理論、定評のあるデータ分析で08年夏以来の聖地を目指す。

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