高野連が高知商ダンス問題の処分を保留 類似の報告が6件で再度審議

スポーツ報知

 日本学生野球協会は1日、都内で審査室会議を行い、高校11件、大学2件の処分を決めた。この日の会議に上申予定だった高知商は、1月30日の日本高野連審議小委員会で2月13日の全体審議委員会で再審議することが決まったため、今回は上申されなかった。

 高知商は昨年12月に野球部員が同校のダンス同好会が主催した有料の発表会にユニホーム姿で出演。日本学生野球憲章に抵触するとして、ダンス同好会の顧問を兼ねていた野球部長に有期の謹慎処分を上申することが決まっていたが、その後、鈴木大地スポーツ庁長官(51)や日本トップリーグ連携機構の川淵三郎会長(82)が批判していた。

 日本高野連の西岡宏堂副会長(74)によると、類似する報告が3件、電話による報告も3件あり、計6件の類似案件が出てきたことで、再度審議されることになったという。「保留です。13日に検討します。決定しにくい場合は、20日の理事会にかけて決定します」と説明していた。

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