元阪神・関本賢太郎氏の長男で履正社の勇輔が練習試合に先発

スポーツ報知
履正社の関本勇輔

◆練習試合 履正社17―4桜宮(8日・履正社高グラウンド)

 高校野球の練習試合が解禁され、第91回センバツ高校野球大会(23日から12日間・甲子園)に出場する履正社は桜宮(ともに大阪)と対戦。元阪神内野手の関本賢太郎氏(40)の長男・勇輔(1年)が「6番・捕手」で先発。7回に右中間二塁打を放つなど6打数1安打で、守っても3投手をリードした。

 センバツで初のベンチ入りが濃厚な関本は、初めて甲子園でプレーすることを心待ちにした。「周りの人に感謝する気持ちが芽生えてくる。(阪神監督の)矢野さんみたいに捕手で引っ張る試合運びがしたい」と、意気込んだ。父については「守備。基本を大事にしているイメージ。捕手も同じなのでマネをしていかないといけない」と、守備の名手だった父をお手本にしている。

 正捕手の野口海音(みのん)主将(2年)が欠場したため起用した岡田龍生監督(57)は「チームで一番肩が強い。捕手はスローイングが一番」と、二塁までの送球タイムが1秒89という1年生に期待していた。

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