センバツ出場の桐蔭学園が今年初の対外試合に完勝 “由伸2世”の主将・森が初打席で3ラン
スポーツ報知

センバツに出場する桐蔭学園(神奈川)は11日、同校グラウンドで二松学舎大付(東京)と今年初の対外試合を行った。“由伸2世”として期待される森敬斗主将(新3年)は、「3番・遊撃」で出場。一発を含む2安打を放つなど、順調な仕上がりを見せつけた。
快音を残した打球が、右翼のネットを越えた。初回無死二、三塁から、直球を右越え3ラン。第2打席では変化球を中堅左への二塁打にするなど、2打数2安打1四球、3打点と上々の内容に「(本塁打は)低めを強く体重を乗せて打てた」とうなずいた。
片桐健一監督(45)も「(本塁打は)集中してたと思いますけど、2打席目に変化球を待ってセンターの左に打ち返した。あれが本人の練習の成果」と成長を認めた。試合も13―5と快勝。主砲の一発で勢いを得た関東王者が、センバツへ向け上々のスタートを切った。(山口 泰史)