山梨学院“デスパイネ”野村、東海大相模から2ラン&逆転満弾連発で通算37号!
スポーツ報知
◆練習試合 東海大相模10―1山梨学院、山梨学院15―14東海大相模(12日、東海大相模)
第91回センバツ高校野球大会(23日から12日間、甲子園)に出場する山梨学院(山梨)は12日、東海大相模(神奈川)とダブルヘッダーで練習試合を行い、1試合目は1―10で敗れたが、2試合目は15―14で逆転勝ちした。
今大会屈指のスラッガーとして注目される4番・野村健太右翼手(新3年)は、1試合目は3打数1安打だったが、2試合目の終盤に見せ場を作った。
8―14で迎えた8回1死一塁で、チェンジアップをはじき返してセンター左への2ラン。2試合目はここまで4打席無安打3四球と警戒される中で、豪快な一発を放った。
さらに11―14の9回2死満塁で、甘い直球を逃さず逆方向の右翼へ逆転のグランドスラム。2打席連発で、チームを勝利に導いた。
野村は高校通算34本塁打で今年を迎え、10日の山梨学院大との練習試合で35号。この日の2発で37号まで伸ばした。
180センチ、88キロの恵まれた体格とパワーで、「デスパイネ」の異名を取る。昨夏の甲子園でも本塁打を放っており、2季連続の聖地弾を狙う野村は「打撃に関しては、順調といえば順調。まだ悪いクセが出ている部分があるので、そこは直して、いい形でセンバツに入りたい」と意気込んだ。