山梨学院でセンバツ壮行会…吉田監督「チーム一丸となる力は間違いなく日本一」

スポーツ報知
壮行会で応援団にエールを送られた山梨学院ナイン

 第91回センバツ高校野球大会(23日開幕、甲子園)に出場する山梨学院の壮行会が13日、甲府市内の同校で行われた。

 甲子園メンバーの18選手ら野球部員が登壇すると、生徒約670人から大きな拍手が起こった。

 2009年のセンバツで清峰(長崎)を率いて優勝した吉田洸二監督(49)は「今回のセンバツは、いろいろな意味で節目の大会だと思っています。平成最後の甲子園の大会に出場できる。甲府も開府500年の節目の年です。個人的なことになりますが、今まで出会った皆さんのおかげで、今回10回目の甲子園に出場できることになりました。第二のふるさとの山梨学院では5回目になります。私たちはまだ胸を張って『野球が上手です』と言えるチームではありませんが、素晴らしい長所があります。目標に向かった時、チームが一丸となる力は、間違いなく日本一だと私は思っています」と話した。

 山梨学院は、昨秋の県大会決勝で東海大甲府に敗れたが、山梨2位で出場した関東大会で中央学院(千葉)、前橋育英(群馬)を連破。チーム一丸となり、4強入りでセンバツ切符をつかんだ。

 甲子園での最初の目標は、同校初の1大会2勝。選手を代表し、主将の相沢利俊一塁手兼投手(新3年)は「甲子園では、支えてくれる全ての人への感謝を忘れず、チーム一丸となり、自分たちらしく戦って参ります。全校生徒の皆さんには、自分たちのプレーを後押しする熱い応援をよろしくお願いします」と、あいさつした。

 組み合わせ抽選会は15日に行われる。

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