【センバツ】龍谷大平安の奥村が史上初の父と兄での一家3人本塁打を狙う

スポーツ報知
フリー打撃で快音を響かせる龍谷大平安・奥村真大

 第91回センバツ高校野球大会(23日から12日間)の甲子園練習最終日が20日に行われ、12校が参加した。龍谷大平安(京都)の奥村真大内野手(2年)が、甲子園では史上初となる親子3人アーチを宣言した。

 元衆院議員の祖父・展三さんは甲賀(滋賀=現水口)の監督として1968年のセンバツに出場。現在は母校・甲西(滋賀)で監督を務める父・伸一さんは86年夏の甲子園で本塁打を放った。日大山形に進んだ兄・展征(現ヤクルト)は2013年夏の甲子園で初打席本塁打。真大は昨夏の選手権で代打出場したが凡退している。

 親子3人でのアーチとなれば、史上初の快挙だ。「父のホームランはラッキーゾーン。自分はしっかりスタンドに入れたい。兄は甲子園初打席初安打がホームラン。それは何回も言われるので、出場回数は自分が多いと言い返します」と、冗談交じりに対抗心をむき出しにした。

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