【センバツ】星稜・奥川、横浜・及川に「多少意識します」大会注目投手がそろい踏み

スポーツ報知
甲子園のマウンドで投球練習する横浜・及川

 第91回センバツ高校野球大会(23日から12日間・甲子園)の甲子園練習3日目が20日に行われ、今大会注目の星稜(石川)・奥川恭伸投手(3年)、横浜(神奈川)・及川雅貴投手(3年)がそろって登場した。

 与えられた30分の最後、奥川は荒れたマウンドから変化球を交え7球を投げた。3季連続の甲子園。「削れたボコボコのマウンドで投げる練習。いい経験になりました。すごくいい状態できています」。大会初日にぶつかる履正社(大阪)については「すごく強いチームだと思うので、全力でぶつかるだけ」と語った。

 及川もマウンドに上がり、今春から取り組んでいるチェンジアップを含む11球のピッチング。自身3度目の甲子園だが「昨年の夏は自分のピッチングを発揮できてない。リベンジという意味もある大会。自分のベストパフォーマスを発揮できるようにしたい」とリベンジを宣言した。

 奥川が及川について「多少は(意識)します」と話せば、及川は「(奥川が)頭一つ抜けている」とお互いを評価。まずはセンバツの舞台で、それぞれの価値を証明する。(山口 泰史)

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