【センバツ】龍谷大平安の野沢が腹痛を抱えながら延長11回4安打完封

スポーツ報知
延長11回を投げ切り、4安打完封の好投を見せた龍谷大平安・野沢

◆第91回センバツ高校野球大会第3日 ▽1回戦 龍谷大平安2―0津田学園(25日・甲子園)

 龍谷大平安(京都)が津田学園(三重)を延長11回の末に破り、京都勢春夏通算200勝を達成した。エース左腕の野沢秀伍(3年)が延長11回を4安打2四死球に抑え、132球で完封した。

 津田学園の最速148キロ右腕・前佑囲斗(3年)に投げ勝ち「エース対決で負けられないと思っていた」と顔をほころばせた。数日前から腹痛を患い、体重も1、2キロ落ちた。薬を服用して臨み「自分ともう1人がかかって、自分が長引いている。ここ2~3日は調子が良くない。(直球が走っていなかったのは)下痢かな」と笑わせた。

 守備に課題があるため、原田英彦監督(58)からは「お前が完投せんと無理や」とハッパをかけられていた。「マジで完投したな、というようなことを言ってもらえて、うれしかった」と充実感を漂わせた。

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