エンゼルス大谷、難敵バーランダーから初安打も「1打席目をもっといい打席に出来れば」

スポーツ報知

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は21日(日本時間22日)、本拠地のアストロズ戦で「5番・指名打者」でスタメン出場。4回の第2打席で難攻不落のジャスティン・バーランダーから右翼線二塁打を放つなど4打数2安打だった。チームは0-7で完封負けし、3連敗で今季初の借金生活。2カード連続の負け越しが決まった。

 バーランダー撃ちは2点を追う4回1死一塁だ。3球続けてきた直球が内角へ入って来たところを一発で仕留め、右越え二塁打とした。同二、三塁に好機を広げたが、得点にはつながらなかった。

 バーランダーとは5月16日の対戦で4打数無安打3三振に抑えられ、2回無死一塁の第1打席ではセーフティーバントを仕掛けたが、投ゴロに。通算198勝を挙げている右腕から6打席目で初安打とマークした。6回1死一塁ではバーランダーの154キロ直球を捉えたものの、右直に倒れた。

 大谷は「何回か、いいスイングが出来た。1打席目をもっといい打席に出来れば、またちょっと違う展開に持って行けたかなと思います。(バーランダーは)見るからに絶好調に見えましたし、球も違う。素晴らしいですし、得点圏に(走者を)持っていってもきっちり抑えられた。そういうゲーム展開だったのかなと思います」と振り返った。

 9回先頭ではスタメン定着へ課題だった左腕・シップから右翼線二塁打を放った。4打数2安打。出場6試合ぶりマルチ安打をマークした。

 チームはバーランダーに6回11奪三振5安打無失点に封じられた。後半戦初勝利はお預けとなった。

野球

×