大谷翔平「いい勝ち方ができた」打線の火付け役に 大勝のチームは勝率5割復帰

スポーツ報知

◆エンゼルス14―5アストロズ(22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は22日(日本時間23日)、本拠地のアストロズ戦で「5番・指名打者」で3戦連続スタメン出場。2回の第1打席で四球を選び、逆転劇を演出。7回の第4打席で三塁内野安打を放ち、2試合連続安打をマークした。チームは14-5で大勝。連敗を3で止め、勝率を再び5割に戻した。

 1点を追う2回先頭。すでに10勝をマークしているL・マカラーズから四球で出塁した。続くキンズラーが左翼線二塁打。ランアンドヒットでスタートを切っていた一塁走者・大谷は一気に同点のホームへ生還した。打線はこの回2点を奪って逆転に成功した。

 3回無死は中飛、5回1死一塁は遊ゴロに倒れたが、7回1死ではハリスの内角高めのカットボールに詰まらされたが、俊足を生かして三塁内野安打とした。同2死満塁からはフレッチャーの中前2点打で三塁から生還した。カルフーンの10号3ラン、トラウトの26号2ランも飛び出し、打者一巡した7回2死一塁は下手投げのスミスに右邪飛に打ち取られた。

 試合後、大谷は「フォアボールもとれたので(第1打席は)いい打席になった。(第4打席は)いい当たりがアウトになれば、ああいう当たりがヒットになることもある。それなりにいいところに飛んでくれた」と振り返り、チームの大勝には「いい勝ち方ができた。次の試合につながってくれるだろう」と話した。

 4打数1安打2得点。打率2割8分2厘となった。

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