エンゼルス大谷、代打出場も空振り三振

スポーツ報知

◆レイズ4―2エンゼルス(2日・セントピーターズバーグ)

 【セントピーターズバーグ(米フロリダ州)=一村 順子】エンゼルスの大谷翔平選手(24)は2日(日本時間3日)、敵地でのレイズ戦の2―4で迎えた8回先頭打者として代打出場。レイズの3番手右腕、カスティーヨに空振り三振に倒れた。

 右肘靭帯の故障から復帰後では、DH制のア・リーグ戦で初めて2試合連続先発を外れた大谷。2番手の左腕ビークが5イニングを投げ、三番手右腕に代わったタイミングで出番が来た。

 外角の直球ボールを見送った後、甘いカットを見逃してカウント1―1。そこから2球続けて低めのカットボールを空振り。メジャー通算200打席目で、反撃の狼煙(のろし)をあげることはできなかった。

 「理想的には走者を置いた場面で、起用したかったが、きょうは打線がつながらなかった」とソーシア監督。チームはレイズに3タテされて4連敗だ。

 試合前は、捕手を立たせて、外野で復帰後最多の109球を投げた。前日まで2日連続行った遠投はせず、20メートル間の距離で早いテンポで球数を消化。カーブで肘の感覚を意識する仕草も。投手での復帰も着実に段階を踏んでいる。

 指揮官は「次のインディアンス、タイガース戦では右投手が続く」と発言。3日からの対イ軍3連戦での活躍に期待した。

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