ダルビッシュ、2か月ぶり実戦も痛み再発で緊急降板

スポーツ報知

 右上腕と右肘の故障のため60日間の故障者リスト入りしているカブスのダルビッシュ有投手(32)は19日(日本時間20日)、傘下1Aサウスベンドの一員としてリハビリ登板に臨んだが、右肘の痛みが再発。1回を投げただけで降板した。20日(同21日)にも精密検査を受ける。

 6月25日のマイナー戦以来の実戦登板。キャッチボールができる状態だが、メジャー復帰は不透明となった。ダルビッシュは「世界で一番がっかりしているのは自分。検査次第だけど、絶対に(今年中に)帰ってくるという強い気持ちで最後まであきらめずにやっていきたい」と語った。

 1回2死二、三塁は95マイル(約153キロ)の球で見逃し三振を奪ったが、2回のウォーミングアップ中に肘痛を訴えた。6月25日は同じ状態で5回まで投げ、その後に右肘の炎症などが判明。「今回はやばい一線を越える前にやめた」とした。

 今季は開幕から勝ち星に恵まれず、8試合に登板し、1勝3敗、防御率4・95。5月26日に右上腕三頭筋の腱(けん)炎で故障者リストに入り、メジャー登板は同20日が最後だ。

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