ヤンキース田中またも10勝目ならず 5年連続2ケタ勝利4試合足踏み

スポーツ報知

◆マーリンズ―ヤンキース(21日・マイアミ)

 メジャーデビューからでは日本人初となる5年連続2ケタ勝利をかけ、ヤンキースの田中将大投手(29)が21日(日本時間22日)、敵地マイアミでマーリンズとの交流戦に先発。6回まで4安打4奪三振、ソロ本塁打1本による1失点の力投も1―1で迎えた7回に代打を出されて降板し、勝敗はつかなかった。

 田中は2試合続けてクオリティースタートを達成も、またも味方打線の援護に恵まれず、2ケタ勝利に王手をかけてから4試合連続で足踏みとなった。

 今季敵地で6勝0敗と無敗の田中。初回、先頭のオルテガに四球を与えるも、2試合連続でけん制で走者を刺し、リズムに乗った。味方打線は4回に1死一、二塁からウォーカーの右前適時打で1点を先制し、なおも死球で1死満塁としたが、打席に入った田中は二飛に倒れ、追加点はならなかった。

 田中は5回に先頭の新人ディーンに甘く入ったカットボールを左中間スタンドに運ばれ、試合は1―1の振り出しに。先頭打者で迎えた7回に代打を出されて82球で降板した。最近4試合の登板で打線が計2得点と援護に恵まれず、10勝目はまたもお預けとなった。(一村 順子通信員)

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