大谷翔平、何があっても二刀流は継続「やれることをやっていきたい」
スポーツ報知

◆ホワイトソックス2―5エンゼルス(7日・シカゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)は7日(日本時間8日)、敵地・Wソックス戦に「5番・DH」でフル出場。3回に19号勝ち越し3ランを放ち、日本人1年目では06年の城島健司捕手(マリナーズ)の18本を抜く新記録をマークした。試合前には右肘内側側副靱(じん)帯の再建術(トミー・ジョン手術)の可能性が出る中で初めて心境を明かした。
何があっても二刀流は継続する。大谷は試合前にトミー・ジョン手術の可能性が出てから初めて報道陣の取材に対応。球団は今後も二刀流を続けさせる方針を示しているが、「僕もそう思ってますし、球団もそう思っていると思う。今のところ、その方向で進むつもり。やれることをやっていきたい」と語った。
今季中の投手復帰は絶望。残り21試合は打者一本で勝負する。打撃には故障の影響はなく、「今のところ打者として十分に仕事ができるという判断。今シーズンも残り少ない。一日一日を大事にしながら」と前を向いた。
本拠地に戻る10日に球団側と話し合い、手術するか否かを決める。「いくつか選択肢はある。こればかりは自分だけで決めることではないし、今後のチームの方針にも関わってくる」と慎重に決断を下すつもりだ。