エンゼルス大谷、見えた3割&20発!今季20度目マルチ

スポーツ報知

◆エンゼルス8-1レンジャーズ(12日・アナハイム)

 【アナハイム(米カリフォルニア州)=小谷真弥】エンゼルスの大谷翔平投手(24)は12日(日本時間13日)、本拠地のレンジャーズ戦に「4番・DH」でフル出場。3回に右越え二塁打、7回に右前打を放ち、今季20度目のマルチ安打をマークした。3打数2安打で打率2割9分5厘に上げた。

 両親も観戦に訪れた一戦。大谷は3回2死でカウントを稼ぎに来たスライダーを打球速度174・2キロの右越え二塁打とすると、7回1死は真ん中直球を右前へ175・9キロで打ち返した。「(二塁打は)ちょっと詰まったので捕られるかと。今日の2本は思っているような当たりではない。いいバットの出方次第では本塁打になったりとか、もうちょっといい所に飛んでくれる」。反省したのはさすがだった。

 20本塁打を放てば、日本人では10年に21本塁打を放った松井秀喜(エンゼルス)以来となる。当時も指揮官だったソーシア監督は「ヒデキが23、24歳の時を見ていないが、ショウヘイの方がパワーがある」と期待した。大谷は9月、29打数13安打の打率4割4分8厘。「1試合の中でも2本でも3本でも4本でも打てればいいし、そういう打席を多くつくっていければ。どんな当たりでもしっかりヒットに出来るように」。打率3割&20本塁打も見えてきた。

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