大谷、2戦連続安打で3割射程圏

スポーツ報知

◆アスレチックス10-0エンゼルス(19日・オークランド)

 【オークランド(米カリフォルニア州)=小谷真弥】エンゼルスの大谷翔平投手(24)は19日(日本時間20日)、敵地のアスレチックス戦に「4番・DH」で先発出場。7回1死から快足を飛ばして遊撃内野安打とし、2試合連続安打をマーク。直後に代走を送られてベンチに下がり、3打数1安打で打率を2割9分2厘とした。チームは0―10と大敗。

 ここまで9盗塁の大谷。試合前に、歴代1位の通算1406盗塁を誇るR・ヘンダーソン氏から金言を授かった。ア軍球団社長特別補佐として18日の試合を観戦。8回無死一塁から二盗を試みた大谷について「素晴らしい走塁能力を持ち、積極的に走れている。投手の動きをよく読み、スタートを切れている」。シモンズが中前打を放ったため盗塁は記録されなかったものの、24歳の走塁技術を高く評価した。

 MLB史上最高のリードオフマンは「盗塁の数よりも、走れるチャンスで走っていけるか、走らないといけない場面で走れるかの方が重要。投手の動きをよく見れば、どういう状況でいいスタートを切れるかが分かるようになる」と助言。投打だけでなく大谷の足にも注目している。

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