野村沙知代さんの孫・野村沙亜也さんがエンゼルスの最優秀従業員賞を受賞「おじいちゃんが喜んでます」

　昨年１２月に虚血性心不全で亡くなった野村沙知代さん（享年８５）の孫にあたる野村沙亜也さんが２８日（日本時間２９日）、エンゼルスの「最優秀従業員（エンプロイ・オブ・ザ・イヤー）」に選ばれた。

　エ軍の従業員に贈られる賞で、沙亜也さんは主に本拠地のエンゼル・スタジアムで観客の誘導などの業務にあたっていた。沙亜也さんは「日本のファンの方が多いので、日本人ファンに付いてお手伝いをさせていただいてます。やっぱり小さい時から球場にいたので、球場にいる時は小さい頃の気持ちを思い出して幸せです。周りのスタッフの方も優しいので、いるだけですごく楽しいです。父親よりもおじいちゃん（野村克也氏）が喜んでいます」と声を弾ませた。

　沙知代さんについても触れ「おばあちゃんは強い人だったので、１９歳まで泣かされていたので…。でも、今振り返ってみたら、ありがたいです。本当に強くしてもらって。厳しく育ててもらったのでありがたいです」と感謝した。

　１３年から１６年までは日本で生活していたという。大谷翔平投手（２４）については「日本にいる時も大谷選手を生で見させてもらっていた。本当に素晴らしい選手だと思います」と話した。