レッドソックス、ヤンキースに大勝　ホルトがＰＳ初のサイクル安打達成

◆ア・リーグ地区シリーズ第３戦　ヤンキース　１―１６　レッドソックス（８日・ニューヨーク）

　レッドソックスが８日（日本時間９日）、ヤンキースとの地区シリーズ第３戦で１６―１で大勝。ア・リーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけた。

　レッドソックスは２回２死三塁からバスケスの投手強襲安打で先制。３回に２点を奪うと、４回にはベニンテンディの走者一掃３点二塁打など６安打７得点で試合を決めた。

　ヤンキースはレ軍先発のエルバルディに７回１失点に抑えられた。１―１４で迎えた９回には、捕手のロマインを６番手として投入。ＰＳで野手が投げるのは２０１５年リーグ優勝決定戦第４戦（対ロイヤルズ）のブルージェイズ・ペリントン以来。それまでに安打、三塁打、二塁打を放っていたレッドソックスのホルトが２死一塁から１号２ランを放って、ポストシーズン史上初のサイクル安打を達成した。

　９日の第４戦はレッドソックスはポーセロ、ヤンキースはサバシアが先発する。