ドジャース前田、イエリチを警戒 リーグV決定シリーズへ最終調整

スポーツ報知

 ドジャースの前田健太投手(30)が11日(日本時間12日)、ブルワーズのクリスチャン・イエリチ外野手(26)を警戒した。12日に開幕するナ・リーグ優勝決定シリーズへ向け、敵地でキャッチボール、遠投などで最終調整。今季のナ・リーグMVPの最有力候補に挙がる好打者について、「本当に状態はいいと思う。投げるボールが少なくなってきているというか、投手にとって選択肢が削られている状態。そういうところが今はイヤなところかと思います」と話した。

 イエリチは今季リーグトップの打率3割2分6厘、36本塁打、110打点、22盗塁。リーグ2位のチーム218本塁打、、リーグトップのチーム124盗塁を記録した強力打線で主に2番を任されている。

 前田との対戦成績は今季3打数1安打。通算では9打数4安打だ。「球種もカウントによってダメなところがありますし、コースもダメなところがたくさんある。基本的に率の高いコース、球種が今はすごく多いと思う。出来るだけランナーがいる時に対戦しないこと、長打を打たれないことを気をつければ」と要注意マークをつけた。

 リーグ優勝決定シリーズは新人だった16年から3年連続となる。「個人としては色々と経験できている。1年目より2年目、2年目より今年と。ポストシーズンの経験は生きてくると思います」と表情を引き締めた。

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