マエケン、1133日ぶり広島凱旋登板…12日日米野球第4戦で先発

スポーツ報知
原爆慰霊碑に献花をするMLBの(左から)ハニガー、前田、マッティングリー監督、スモール副社長(カメラ・馬場 秀則)

 MLB選抜のドジャース・前田健太投手(30)が12日、広島入りし、原爆死没者慰霊碑に献花した。13日にかつての本拠地のマツダで第4戦に先発。広島時代は8月6日前後に必ず訪れていた地に「この場所がとても大切なんだということを、野球を通じて日本にもアメリカにも発信できれば」と思いを新たにした。

 9年間在籍した広島への強い思いが胸元にも表れていた。赤いネクタイは16年1月の退団会見で締めていたもの。海を渡っても、常に広島を気にかけてきた。7月には西日本豪雨の被害に心を痛め、義援金を寄付。「大切な街」であることは変わらない。

 1133日ぶりに登板するマツダで挙げた通算45勝は今なお歴代トップ。「プレーできるのは僕にとって誇り。MLB代表として、日本人を代表して、野球ができる喜び、感謝の気持ちを持つ」と力を込めた。

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