ヤンキース・田中将大、新人王の大谷を祝福「あれだけの短いスパンであれだけの成績を残すスゴさ」

スポーツ報知
笑顔で取材に応じる田中

 ヤンキースの田中将大投手(30)が20日、宮城・仙台市内の楽天球団事務所を訪問。球団関係者にあいさつした。今季ア・リーグ新人王に輝いたエンゼルス・大谷翔平投手(24)について、「ケガもありましたけど、あれだけの短いスパンであれだけの成績を残すスゴさはあった」と祝福した。

 大谷はM・アンドゥハー、G・トーレスらヤンキース勢と争っていた。田中は「コメントしづらいですね」と苦笑いしつつも、「人によって見方が違うし、評価の仕方もありますから。アンドゥハーもトーレスも素晴らしい活躍をして、チームを引っ張ったのは間違いない。そこに対する評価は変わらない」と同僚をねぎらった。

 今季は6月に両太ももの張りで故障者リスト入りしたものの、27試合登板し、12勝6敗、防御率3・75。日本人初のデビューから5年連続2ケタ勝利をマークしたが、満足することはない。「到底満足できるようなものではなかったですけど、昨シーズンから比べて成長を実感できたシーズンではあった。それをいかにフルシーズンで、そのパフォーマンスを出し続けることが出来るか。そこが一番カギ」と表情を引き締めていた。

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