通算478Sのリー・スミス氏が殿堂入り 通算384本塁打H・ベインズ氏も

スポーツ報知

 米国野球殿堂は9日(日本時間10日)、カブスなどで歴代3位の通算478セーブを挙げたリー・スミス氏(61)とWソックスなどで通算384本塁打を含む2866安打を放ったH・ベインズ氏(59)の殿堂入りを発表した。

 1988年から現在までに活躍した10人の候補から16人の選考委員の投票で12票が当選ライン。スミス氏は満票、ベインズ氏は12票を獲得。2001年、イチローがマリナーズ入団時の監督で116勝を挙げたL・ピネラ監督は11票で涙をのんだ。監督としてワールドシリーズを制覇した日本球界経験者のD・ジョンソン氏(巨人)、C・マニエル氏(ヤクルト、近鉄)、またヤンキースのオーナーだったG・スタインブレナー氏らは5票以下だった。

 スミス氏は8球団に所属し計4度の最多セーブをマーク。ベインズ氏は84年に延長25回と史上最も遅いイニングでサヨナラ本塁打を放ち、現役時代に「3」がホ軍の永久欠番になった強打者として知られる。なお、両選手が選出されなかった全米野球記者協会が選ぶ殿堂入り選手は来年1月に発表される。

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