菊池雄星、マリナーズが本命か ディポトGM「キクチが好き」来年3月に東京D凱旋も 

2018年12月13日5時0分  スポーツ報知
  • 西海岸の球団が獲得を目指す菊池

 雄星獲得へ西海岸のマリナーズが本命か。ウィンターミーティング(WM)2日目の11日(日本時間12日)、西武からポスティングシステムでメジャー行きを目指す菊池雄星投手(27)に対し、マリナーズのディポトGMが「我々はキクチが好きだ」と左腕の獲得がオフの最優先事項であることを示唆した。また、ジャイアンツのザイディ編成本部長が前向き発言。気候が温暖で、多くの日本人投手が活躍した西海岸のチームから目が離せなくなってきた。

 WM2日目となったこの日、マリナーズのディポトGMが菊池獲りを最優先事項に交渉を開始したことを明かした。「グレイトな投手。明らかに興味を持っている」と左腕を絶賛。FA市場の目玉であるダラス・カイケル、J・A・ハップら先発左腕との比較にも、「彼らが(市場に)いるのは認識しているが、我々はキクチが好き」と菊池を最優先に位置付けた。この日までにWMでスコット・ボラス代理人と接触し、交渉を始めたことを認めた。

 今年のFA先発左腕市場は、カイケル、ハップら実力派がそろう。菊池争奪戦に参入するとみられる10球団前後の中には、特Aクラスが獲得できなかった場合のプランBとして、菊池を視野に入れているケースもあるが、マリナーズは菊池一筋のラブコールを送った。

 「我々が求めている方向を考察すると、彼は明らかに興味のある投手ということになる」と同GM。日本での実績に加えて27歳という若さが、チームの構想にピタリと合うと説明する。左腕パクストンをヤンキースに放出。エースのヘルナンデスは2年連続、白星が1ケタに終わっており、先発陣は世代交代の時期にある。また、カノ、セグラらの高額選手を放出し資金面でも余裕があるだけに、これからプライムタイム(全盛期)を迎える菊池は格好の人材だ。

 「交渉に期間があることは、我々にとっていいことだと思う」。ボラス代理人の交渉は常々、たっぷり時間をかけ、契約を有利にしていく戦略が有名。だが、交渉は来月2日(日本時間3日)までと期間が限られている。

 最愛の左腕をゲットするために、マ軍が一気に攻勢を仕掛ける。イチローが復帰する来年3月20日、21日に東京Dで開催されるアスレチックス戦のマウンドに菊池が上がっているということも夢ではなくなってきた。(一村 順子)

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