菊池雄星、イチローに「成功の極意」聞きまくる「学ぶことしかない」

スポーツ報知
帰国した菊池は「シアトルマリナーズ 18」とサイン

 西武からマリナーズへの移籍が決まった菊池雄星投手(27)が6日、成田空港着の航空機でシアトルから帰国した。念願だったメジャー移籍が決まり、チームメートとなるイチロー外野手(45)から「成功への極意」を聞き出す考えを示した。

 3日(日本時間4日)にシアトルで行われた入団会見でも「雲の上の存在過ぎて会うまで信じられない」とイチロー愛を語った。投手と野手の違いがあるが、メジャー1年目からMVP、首位打者など大車輪の活躍を見せたレジェンドはこれ以上ない生きた教材だ。

 「学ぶことしかないと思う。一緒の場にいさせてもらって、一緒に練習するだけでも吸収することはたくさんある。トレーニング、考え方、食事面だったり、たくさんのことを吸収したい」

 シアトルでは「お世話になった方々にお土産」とイチローグッズを大量購入。まだ入団決定後に話してはいないというが「1年間ローテーションを勝ち取って守り切る」と掲げた目標に向かって、積極的にイチローを“取材”していく考えだ。

 昨季より1か月早い12月からキャッチボールを再開。昨年12月16日に渡米してからもトレーニングを続けてきたが、年明けは交渉が大詰めとなり、満足に体を動かせず「早くトレーニングをしたい」。9日からは沖縄で自主トレを再開予定。マ軍については「自分のことを一番必要としてくれていると感じていたし、最初のオファーもマリナーズだった。これがゴールではなくスタート。しっかり責任を持って力になれるように頑張ります」と力強かった。(安藤 宏太)

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