大谷翔平、復帰は5月 オースマス新監督が見通し明かす「全てがうまくいけば…」

スポーツ報知
エンゼルス・大谷

 エンゼルスのオースマス新監督が、右肘手術のため今季は打者に専念する大谷翔平選手(24)の復帰が5月になるとの見通しを示した。

 復帰へのプロセスが徐々に見えてきた。昨年10月1日に右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建術(トミー・ジョン手術)を受けた二刀流。キャンプイン前日の12日に行われた会見でオースマス新監督は、復帰時期について「全てがうまくいけば、5月頃を目標としている」と明かした。

 リハビリも順調に進んでいるようだ。1月31日にエプラーGMが右腕を含めた全身のトレーニングを再開したことを明言。キャンプ地のテンピで自主トレを行ったこの日、大谷が報道陣の前に姿を見せることはなかったが、すでに素振りを始めていることが明らかになった。今季は打者に専念。13日からバッテリー組に合流して始まるキャンプでは、置いた球を打つ、ティー打撃、フリー打撃と少しずつ強度を上げていく見込みだ。

 一方で投手としてのリハビリも並行して行っていく。2020年に再び挑戦する二刀流へ向けて指揮官は「大谷はユニークな選手であり、投げることと打つことで、長期間、成功できるように、彼を守りたい部分がたくさんある」。大谷の気持ちを代弁するように「(復帰まで)長い過程になると思う。彼自身はフィールドに早く戻りたいと思っていると思うけど、相談しながらやっていきます」と今後について話した。(安藤 宏太)

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