エンゼルス・大谷が3日連続素振りでティー打撃再開に前進、3月に投球再開プランも

スポーツ報知
トレーニングを終えてクラブハウスに戻る大谷

 エンゼルス・大谷翔平投手(24)が20日(日本時間21日)、キャンプを行っているアリゾナ州テンピで、3日連続となる素振りを行った。

 昨年10月1日に右肘の内側側副靱帯(じんたい)の再建術(トミー・ジョン手術)を受けた影響で、別メニュー調整中の大谷。この日は約1時間20分、トレーニングルームと打撃ケージに入り、ウェートトレーニングと素振りで汗を流した。順調に回復している手応えを感じているようで「ドライスイング(素振り)は、強度と本数をまず増やしてという感じ。そこをクリアしてあとは、ティー打撃に入ってという感じかなと思います」とうなずいた。今週中のティー打撃再開にも「順調にいけばいいんじゃないかなと思います」と意欲を示した。

 今季は打者に専念することが確定的。リハビリも打者としての復帰を最優先にして行われているが、投球の再開についても「(キャンプ)終盤でちょっと投げられればいいかなと思っています。うまくいけば。何通りかプランを立てていきたいと思います」と明かした。打者として実戦に復帰するのは5月と見られているが、3月にもキャッチボールを再開させ、20年の二刀流復活へ、歩みを始める。

野球

×