大谷、大活躍も今季年俸7200万円で契約 昇給額は約1000万円

スポーツ報知
ブルペンで投球練習の球筋を確認する大谷(カメラ・安藤 宏太)

 エンゼルス・大谷翔平投手(24)が年俸65万ドル(約7200万円)で今季の契約を結んだ、と11日(日本時間12日)、「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者が自らのツィッターで伝えた。

 マイナー契約だったため昨年はメジャー最低年俸の54万5000ドル(約6000万円)でプレーしたが、昇給額が10万5000ドルだった。

 日本プロ野球では初年度から活躍すれば大幅昇給が望めるのに対し、メジャーでは約3年間ほぼフルに働かなくては自らの要求額を提示出来る年俸調停の権利がないため3年目までの選手は低く抑えられる。それは昨季、4勝2敗、防御率3・31。打率2割8分5厘、22本塁打と二刀流の大活躍で新人王を受賞した大谷も一緒だった。

 ちなみにチームメートの、マイク・トラウト外野手も新人王になった2012年は49万2500ドルでプレーも、翌年は51万ドル、実質3年目も100万ドル止まりだった。なお、エンゼルスはこの日、大谷も含め若手22選手との契約を結んだ、と発表した。

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