マリナーズ・菊池雄星が会見で感無量「まさかデビュー戦を日本で迎えるとは」

スポーツ報知
会見に出席した(左から)イチロー、菊池雄星

 マリナーズの菊池雄星投手(27)が16日、「2019 MGM MLB 開幕戦」(20、21日・東京D)のアスレチックス戦に向け、都内のホテルで来日会見に臨んだ。

 「すごく楽しみにして来ました。マリナーズに入団が決まってから、すぐに開幕戦は日本であるんだと。ここを目指して準備を進めてきた」。21日の開幕2戦目にメジャー初登板初先発を予定。「まさかデビュー戦を日本で迎えることになるとは、数か月前は想像していなかった。このチャンスは2度とない。チームとして開幕2試合目、僕自身もキャリアのスタートをいい形で投げきりたい」と意欲を語った。

 「雄星の背中を見て期待すること」を問われたイチローは「背中だけじゃなく、前側もけっこう見てきた」と笑いを入れながら、「まず3年しっかり結果を残して、エースになってもらう。その年のエースは毎年生まれるものですけど、3年やって、しっかりチームのエースになることはなかなかできない。ただ雄星の場合は、その力が十分にあると、みんなが感じている」とエールを送った。

 サービス監督(51)は「2人ともステージが違う。(メジャー1年目の)雄星は初めて。イチローはこうした舞台を踏んできた。自分自身のプレーをしてほしい」と期待。「2人に共通するのは1試合1試合を大事に、一番準備をしていること。日本の野球のカルチャーは『自律』だと思う。我々の模範になっている」とうなすいた。

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