“チチロー”こと父・宣之さん「第一に脳裏に浮かんだのは少年時代のイチローだった」

　２１日に現役を引退したマリナーズのイチロー外野手（４５）の父・鈴木宣之さん（７６）が２３日、愛知県・豊山町の自宅前で会見した。

　テレビカメラ７台、報道陣が約４０人が集まった。息子の引退を知ったのは、２１日の試合前。バックネット裏のスタンドで弓子夫人から「今日の試合を終えたら引退します」と伝えられたという。８回に一度、守備位置についてからベンチへと退いた際には、「第一に脳裏に浮かんだのは少年時代のイチローだった」と、周囲をはばかることなく涙を流したと明かした。

　現役最後となった試合を含む、アスレチックスとの日本開幕戦２試合を現地で観戦していた。