【ロッテ】有吉、8回途中3安打0封で先発1勝!お笑い有吉も祝福「同姓会万歳!」

スポーツ報知
先発での初勝利を挙げた有吉(中央)が内(右)を笑顔で迎える

◆日本生命セ・パ交流戦 中日0―1ロッテ(6日・ナゴヤドーム)

 有吉は祈るような思いで戦況を見つめた。8回無死一塁から犠打を決められたところで降板したが、続く松永が無失点で切り抜けて白星がついた。自己最長7回1/3を投げ3安打2四死球無失点の好投。先発初勝利を挙げたヒーローは「先発は一から試合を作っていくので大変。すごくうれしい。松永さんに感謝です」と喜んだ。

 東京情報大を卒業するまで地元・千葉で野球を続け、社会人の九州三菱自動車から16年ドラフト5位でロッテに入った27歳。昨季は中継ぎで53試合に投げ2勝。今季は5月末に先発ローテに入り3度目の登板。直球は140キロ台前半ながら100キロ台のカーブで緩急をつけ、高低とコーナーを意識して丁寧に四隅を突いた。

 4月28日にカープ・ファンのお笑い芸人・有吉弘行が、同姓の自分のことを応援するツイートを受けて感激。試合後、“本家”からツイッターで「ロッテ有吉投手!おめでとうございます! 同姓会万歳!」と祝福された。勝利の味を聞かれた右腕は「(中継ぎも先発も)1勝は一緒。ダジャレじゃないですよ」。チームを4連勝に導いた右腕は大物芸人のように舌も滑らかだった。(長井 毅)

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