【楽天】岸、5月の月間MVP賞選出「監督、コーチに信頼してもらえたことが大きい」

スポーツ報知
月間MVPを受賞した岸は笑顔でポーズをとる

 セ・パ両リーグは7日、5月度の「日本生命月間MVP賞」を発表し、楽天・岸孝之投手(33)が選出された。西武に所属していた14年5月以来、4年ぶり3度目の受賞で、楽天移籍後は2年目にして初の受賞となった。

 チームがパ・リーグ最下位に沈む中で、岸は孤軍奮闘した。5月は5試合に先発して3勝負けなしの、防御率1・35。2日の日本ハム戦(札幌D)では「スミ1完封」をマークするなど、2完投で40イニングを投げた。岸が先発した試合でチームは、5戦4勝。受賞会見をした岸は「チームが勝てたというのがすごく大きい。監督、コーチに信頼してもらって、9回まで投げさせてもらったこともすごく大きいなと思います」と首脳陣に感謝した。

 だが、5月最終登板となった31日のDeNA戦(横浜)では1点リードの9回2死から筒香に同点ソロを浴びて月間4勝目を逃し、チームも延長でサヨナラ負け。ソフトバンク・石川、ロッテ・ボルシンガー、オリックス・アルバースは4勝を挙げていただけに「4勝しないと可能性はないなと思っていた。その中で、最後の最後で、前回の試合で勝ちを逃し、チームも負けてしまった状況で、この賞を頂いたのはすごく驚いています。少しでもチームに貢献出来るように1試合1試合ベストを尽くして、もっともっと貢献出来るように頑張って行きたいです」と、今後のさらなる飛躍を見据えていた。

 岸は、7日の巨人戦(東京D)で先発する。

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