【中日】松坂、古巣・ソフトバンクから白星！５回３安打１失点で３勝目

◆日本生命セ・パ交流戦　中日５―４ソフトバンク（８日・ナゴヤドーム）

　中日・松坂は５回３安打１失点で３勝目を挙げた。度重なるピンチを耐えると、１―１の４回に中日打線が４点を入れて勝ち越し、古巣ソフトバンク相手に白星をつかんだ。４位ヤクルトと５位巨人が敗れたため、セ最下位を脱出し一気に４位に浮上した。

　平成の怪物は相次ぐ不運にも崩れなかった。初回、２死から連続四球と一塁手・ビシエドの失策で満塁とされたが、松田を中飛に抑えて何とかしのいだ。

　２回１死一塁では千賀のボテボテの当たりで一塁ががら空き。明石を歩かせ１死満塁で塚田を再びボテボテの二塁方向へのゴロに打ち取ったが、今度は高橋が野選でオールセーフで１点を先制された。

　しかし、ここから踏ん張った。中村晃から空振り三振、柳田からは見逃し三振を奪って最少失点で切り抜けた。

　３回２死一、二塁では千賀から空振り三振でピンチをしのぎ、４回には、またも失策で走者を出して２死二塁とされたが、柳田から空振り三振を奪った。

　すると中日打線は４回１死一、二塁で高橋が右越え４号３ランを放って勝ち越し。さらに京田の左前適時打でもう１点を加えて、５―１。４点リードを得た松坂は５回を３人で抑え、この回限りでマウンドを降りた。

　その後、中継ぎ陣は３点を奪われたが、１点差で逃げ切った。