【中日】“Aクラス挑戦マッチ”7戦目の初勝利も4位のまま…森監督は通算101勝

スポーツ報知
6回1死、左越えソロを放った福田を迎える(右から)波留コーチ、森脇コーチ、森監督

◆日本生命セ・パ交流戦 中日3―0ソフトバンク(9日・ナゴヤドーム)

 中日が新外国人左腕、オネルキ・ガルシア投手(28)の来日2度目の完封で3連勝。勝てばAクラス浮上の可能性がある“Aクラス挑戦マッチ”の壁を突き破ったが、2位・阪神、3位・DeNAともに勝ったため、4位キープとなった。

 17年に就任した森繁和監督(63)は、監督代行を務めた16年8月9日から同年シーズン終了を含めて、一度もAクラスを経験していない。今季もこれまで、勝てばAクラスに浮上する可能性がある試合を、6試合経験していたが

 ▼3月30日(開幕戦)●3―6=広島に勝てば同率首位

 ▼同31日●2―6=広島に勝てば最高で同率首位の可能性

 ▼4月13日●5―6=DeNAに勝てば最高で同率首位の可能性

 ▼同14日●0―2=DeNAに勝てば同率3位の可能性

 ▼5月24日●2―3=DeNAに勝てば3位

 ▼6月5日●1―4=ロッテに勝てば最高で3位の可能性

 6試合とも負けていた。この日は、勝てば最高で2位浮上の可能性があった試合だったが、初めて勝利した。

 8日のソフトバンク戦でチームは今季26勝目。指揮官にとって、監督代行就任直後の16年8月9日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)から数えて100勝目だった。この日で101勝目。102勝目を狙う9日の同カードに向け、「(先発の大野雄?)投げさせる以上は期待している。彼もそういう思いを持ってマウンドに上がる。勝ちにこだわってもらいたい」と、今季未勝利の左腕に初勝利を期待した。

野球

×