【日本ハム】中田、同点弾も競り負け「一番悔しい」

スポーツ報知
6回無死、前の打者の近藤に続いて左越えに14号ソロを放った中田

◆日本生命セ・パ交流戦 DeNA4―3日本ハム(9日・横浜)

 日本ハムの中田翔内野手(29)が9日、DeNA戦(横浜)で14号ソロを放った。1―3で2点を追う6回。先頭の近藤が右中間に反撃ののろしとなる6号ソロを放つと、続く主砲・中田も左中間に同点弾をたたきこんだ。試合は7回に3番手・西村が勝ち越しを許し、3―4で競り負けた。

 ひと振りで試合を振り出しに戻した。2―2に追い込まれた後、DeNA先発・浜口の少し浮いた111キロのカーブに反応。「あのイニングは追い上げムードだったので。あの場面で(近藤に)続けたのは良かった」。近藤との2者連発。左中間席上段に飛び込む豪快なアーチで、浜口をマウンドから引きずり降ろした。

 主砲の一打も及ばず、チームはDeNAに連敗を喫した。2回に横尾の5号ソロで先取点を奪って主導権を握り、5回に逆転されてもすぐ追いついた。それだけに「今日みたいに粘って負けるっていうのが一番悔しい。なんとか今日は勝ちたかったけど。悔しいです」と悔しさをあらわにした。

 交流戦に入り2度目の連敗。「もっと打線と守備がかみ合うように。試合の流れも含めてそういう方向に持って行きたい」。首位・西武の背中を見失わないためにも、3連敗はできない。(秦 雄太郎)

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