【ヤクルト】交流戦単独首位だ カラシティー、体を張って好投 白米も白星もダイスキ! 

スポーツ報知
ヒーローインタビューでファンの声援に応えるカラシティー

◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト7―3オリックス(9日・神宮)

 迷いなく、カラシティーは左腕からダイブした。3点リードの5回2死。福田の一塁方向へのバントをダッシュで捕球すると、グラブを伸ばしてタッチ。巨体を1回転させ、両肩は泥だらけ。4勝目にふさわしいファイティングスピリットを見せた。

 早期登板にも動じない。「どれだけ投げても大丈夫なぐらい鍛えているよ」。2回3失点の原の後を継ぎ、3回から5イニングを15人で退け、1安打投球。これだけの投球回は1Aだった13年以来だ。1年目の今季は抑えで開幕したが、結果が出ずに配置転換、そして2軍落ち。再昇格後はファームで磨いたカットボールを武器に、まるで別人だ。

 最近のマイブームは白米。箸で器用に食べ、ハマりすぎて炊飯器の購入も真剣に検討。昨年11月に結婚したカトリーナ夫人は近日中に来日。先発転向もうかがう助っ人の活躍で、ヤクルトが交流戦首位に浮上した。(田島 正登)

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