【ロッテ】ドラ１安田が「超一流選手」筒香からもらった金言とは…

　「ナニワ」と「ハマ」２人の“ゴジラ”が幕張で初対面だ。ロッテのドラフト１位・安田尚憲内野手（１９）が１２日、ハマの主砲・筒香から“金言”を授かった。

　イースタン・ＤｅＮＡ戦（ＺＯＺＯ）後に、元ＤｅＮＡの大村２軍打撃コーチの元へあいさつに訪れていた筒香と初対面した。大村コーチに促されるように質問すると、練習方法や逆方向への意識などについて多くの助言を受けた。

　履正社高時代に高校通算６５本塁打をマークし、「ナニワのゴジラ」と呼ばれた安田。一方の筒香も横浜高時代に６９本塁打を放ち、「ハマのゴジラ」の異名を取った。１９歳ルーキーは同じ左打者で憧れていた球界を代表する打者から「自分にしか分からない感覚がある。信念を曲げずにやってほしい」と、熱い言葉ももらった。

　育成・和田と共に筒香の練習も食い入るように見入った後、安田は「逆方向への意識の仕方、練習の仕方、すごく勉強になった。超一流の選手たちもこうやって意識しているんだなというのが分かった。これからやっていく上で迷いがなくなった。もっともっとしっかりやっていかないといけない」と、感激した様子でさらなる成長を誓った。

　この日が親子ゲームであったことと、大村コーチの人脈があって実現した“ゴジラの共演”。大村コーチは「ゴウ（筒香）も練習から丁寧に色々言ってくれていた。元横浜でよかったです」と笑いつつ、「今日は２人とって刺激になったんじゃないですか？　刺激だけで終わらせてほしくないですけど」と今回の“夢のようなひととき”を今後に生かすよう求めていた。