【日本ハム】栗山監督、落胆「大きな1敗」 今季初の4連敗

スポーツ報知
大量失点にベンチで厳しい表情を浮かべる栗山監督

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム5―10阪神(12日・札幌ドーム)

 日本ハムは13日、阪神に5―10で敗れ、今季初の4連敗を喫した。栗山英樹監督(57)は2度目の先発・斎藤佑樹(30)に連敗ストッパーを託したが、4回7失点と大誤算。打線は8回に4連打を放つなど4点を奪ったものの、時すでに遅かった。6連敗した昨年8月以来の4連敗。「本当に大きな1敗。明日しっかりやろうと思います」。最も危惧していた大型連敗に、指揮官の言葉には力がなかった。

 7連戦のカード頭に起用した背番号1に裏切られた。イースタン9試合で防御率2・51。前回登板の4月7日のロッテ戦(東京D)では3回2/3を1失点8四死球と試合を作れなかった右腕を「数字は残っている。間違いなく内容も残っている」と信じて送り出した。裏目に出た投手起用にも「本人もいろいろ感じるところはあると思いますけど。何とかしようとする気持ちは伝わってきた」と右腕をかばった。

 交流戦は、5勝7敗の9位と失速気味だ。6月に押し寄せた試練の時。「明日全員で束になってやるべきことをやり尽くして…」。首位・西武、3位・ソフトバンクも敗れたのは不幸中の幸いだが、うかうかしてはいられない。(秦 雄太郎)

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