【楽天】ドラ1・近藤、6回途中4失点で2敗目「リズムをつくれず、申し訳なかったです」

スポーツ報知
先発し5回1/3を4失点、2敗目を喫した近藤

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天3―6中日(13日・楽天生命パーク)

 楽天は13日、中日戦(楽天生命)に敗れ連勝はならなかった。先発したドラフト1位ルーキー・近藤弘樹投手(22)=岡山商大=は、6回途中6安打4失点で今季2敗目。MAX148キロの直球を軸に試合をつくったが、変化球の制球に苦しみ、プロ初勝利はならなかった。

 無念の表情で、近藤は右翼スタンドを見つめた。同点に追いついた直後の6回、先頭のアルモンテに右越え10号ソロを運ばれた。1死後、平田に右翼線二塁打を浴びたところで降板。6回途中6安打4失点で2敗目を喫し「変化球がよくなかったです。カウントを悪くして、ストライクを取りにいったところを打たれてしまいました」と悔しさをにじませた。

 点を取られるタイミングも悪かった。3回にディクソンの一発で1点を先制したが、直後に3連打を浴び2失点。アルモンテの本塁打も、アマダーの一発で追いついた直後だった。「取ってもらったすぐ後に取られてしまった。四球も多くてリズムをつくれず、申し訳なかったです」と反省の言葉を並べた。

 次週は交流戦で試合があくこともあり、登録抹消が決定。次回の登板は未定となった。それでも、梨田昌孝監督(64)は「もったいないところもあったけど、ボールは強いものがある。変化球でうまくストライクが取れれば、やっていける」と評価。「どの球も修正できなかった。もっと早く修正しないと、上じゃ勝てないんだなと」と胸に刻んだ近藤。修正力を身につけ、次の登板機会を待つ。(山口 泰史)

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