【阪神】また秋山を見殺し…今季初の3戦連続2ケタ安打も3点

スポーツ報知
6回無死二塁、中田(左)に2ランを打たれ、秋山はマウンドで厳しい表情を見せた

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム11―3阪神(14日・札幌ドーム)

 また見殺しにしてしまった。阪神は今季初の3試合連続の2ケタ安打を放ったが、得点は秋山が7回途中で降板した後の3点だけ。金本監督は「いっときのヒットも出ないという状態ではない。みんな調子は上がってきている。後は得点圏でチャンスでヒットが出るようになれば、点も入ってくるようになるし、前向きに僕は考えたい」と、連敗にも落ち込むそぶりはなかったが、今季最多タイの借金3となった。

 秋山が先発した試合は、5試合連続で3得点以下。リーグワーストの6敗目となったが、負け試合は全て援護が3点以下だ。「きょうはちょっと…」と右腕。こらえきれずに6回1/3で9安打を浴び、自己ワーストの8失点で降板した。

 守護神のドリスも体調不良で抹消され、チームは厳しい状況。それでも指揮官は「打線が何とか上向いてきているので、そういう(投手陣をカバーできる)試合ができればもっと波に乗っていけると思う」と前を向いた。(島尾 浩一郎)

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